2013年07月19日
6.5ミリ機関銃その①
今回紹介するのはこちら!

はい、本当にミニミを期待していた方は申し訳ございません。
今回は帝国陸軍の九六式軽機関銃について紹介させていただきたいと思います。
採用の経緯など実銃のスペックについてはほぼ触れませんのでウィキなどを見てくださいね。
改めまして、今回紹介するのはKTW製 九六式軽機関銃です。
昭和十一年に採用された軽機関銃です。
KTWの物は九九式軽機関銃に準じた後期型使用のようです。
日本軍装備でサバゲをしている方々には待望の正式採用かつ連射が可能な銃です・・が
いろいろと問題もあります。それは後々説明しますので全体の大まかな解説を致します。
先ずは二脚部分から

この銃は後方からの支援用火器なので二脚が標準装備されています。
又二脚は



4ポジションに変更可能です。
一番最初の画像の位置が低射撃位置、二番目が通常の射撃位置、三番目の足をたたんでいるのは移動時や二脚を使えない場所のとき使用します。四番目のポジションはスリングで銃を背負う時に二脚の足が背中に食い込まないようにするために使います。よく考えられていますね。
二脚を立てた状態で銃を構えるとかなり高い位置に銃が来るのですが、これは高所の敵を射撃するために高くなったとか。
次はトリガー周りにいきたいと思います。

引き金は細長く、引きやすいです。引き金の上に火と安という文字がありますがこれは現在でいうセレクターです。写真の状態が発射可能状態です。

こちらのレバーが安の方向にあるときにはセーフティがかかっていて引き金がロックされます。
又この銃はフルオートオンリーですので、セミオートのポジションはありません。
次にトリガー部から右上に行くと

このような尾筒底と呼ばれるパーツがあります。その脇のレバーを回すと外すことが出来ます。

外すと中にヒューズがはいっており切れた場合はこのように交換出来ます。
実銃ではリコイルスプリングと機関部周りをここから取り出す事が出来ます。
次に照準器周りに行きたいと思います。
照準器は尾筒底の左上についています。

射手側から視点で見た所です。上下に二つダイヤルが付いており上が左右の調整、下が上下の調整となっています。今は上下の調節ダイヤルが2をさしていますがこれが最低位置です(なんでだろ?)
ここから

ダイヤルの16位置までの間で調節できます。16より上に回そうとすると2の位置に戻ります(八九式小銃のダイヤルと同じ感じ)
また照星と照門には緑色のドットが打ってあります(蓄光などではないです)これはKTWオリジナルだと思います。
照準器の横には台座があり

専用のスコープを取り付ける事が出来ます。ただ専用スコープはレプリカが無く実物しかないので入手はなかなか難しいです(スコープだけでKTWの三八式が買えるくらいの値段です)
次今度は銃の右側部分の紹介をしたいと思います。
マガジンの下には排莢口とそれを塞いでいるカバーがあります。

このカバーをあけると

メカボックスとホップ調整ダイヤルが出てきますのでここでホップの強弱を調整出来ます。
排莢口の右側には刻印が打ってあり銃の名前と製造番号が打刻してあります。

写真ではかなり見づらいですが、製造工廠の刻印と九六式 138 とあります。
138はKTWでの製造番号となります。KTWの九六式は現在141番までしか製造されていないのでこの九六式は最後期型とでもいう位置付けになるんでしょうかね^^(本心を言えば最終製造の141番が欲しかったですがw)
最後に給弾周りの説明をさせていただきます。
マガジンはAKものよりも2周りほど大きいです。本体への装着方法はAK系列と同じで

前側を挿してから
後ろを挿します

外す場合はマガジンの横に付いている丸い穴のあいてるレバーを押してマガジンを(写真で)左側に倒すと抜けます。
また本体側の給弾口は

このようになっています。
ただしこの給弾口は上給弾ではなくここからスプリングガイドをとおして下側給弾するというとんでもないものになっています。ですのでマガジンをぬいても本体内に10発ほど弾が残ります。
トリガー前にある点検用の蓋が開くのでそこからみた写真をどうぞ

この写真はマガジンが刺さっている部分とちょうど反対側にある部分です。

こ↑こ↓
このような方式になっているので長い間連続射撃すると軽い給弾不良が起こるようです。
以上大まかではない説明になってしまいましたが(^_^;)
本体周りの説明でした。
次に問題点の説明をさせていただきます。
先ず、この軽機関銃重すぎぃ!!!
その重量なんと八キロほどあります(マガジン、バッテリー込)ほぼフルメタルなためフィールドに行くまでも大変ですし行った後も大変です!
次にみなさん気になっているであろう初速ですが0.25弾使用で約66m/sです。なんと家にあるガスハンドガンより遅いですw
ですがヒストリカルな自分としては連射出来るだけで満足なので特に問題ないです^^
ただし中身はマルイ製電動スコーピオンなので精度は良いです。飛距離も40mまでは行ったと思います。
そしてもっとも大きい欠点は値段が異常に高いことです。お値段なんと定価で34万円です!・・・・・
さすがに自分もこの価格では買えなかったのでネットで探しても26諭吉程でした。おかげさまで五カ月分の給料を持っていかれてガ島ばりの飢餓感を味わう事になりましたが・・
と以上が主な欠点になります。
興味が出てきた人は是非購入しましょう!・・・とは言えませんが、日本軍本気でやりたい人や昔からこの銃大好きで夜も眠れませんでした!興味なかったけど突然欲しくなってしまった!!というキチg ではなく猛者の方は現在新品在庫はあと三丁程なのでお早めにどうぞ(迫真)
以上で紹介その①を終わらせていただきたいと思います。その②は分解した内部構造の紹介をする予定ですのでお楽しみに~


はい、本当にミニミを期待していた方は申し訳ございません。
今回は帝国陸軍の九六式軽機関銃について紹介させていただきたいと思います。
採用の経緯など実銃のスペックについてはほぼ触れませんのでウィキなどを見てくださいね。
改めまして、今回紹介するのはKTW製 九六式軽機関銃です。
昭和十一年に採用された軽機関銃です。
KTWの物は九九式軽機関銃に準じた後期型使用のようです。
日本軍装備でサバゲをしている方々には待望の正式採用かつ連射が可能な銃です・・が
いろいろと問題もあります。それは後々説明しますので全体の大まかな解説を致します。
先ずは二脚部分から
この銃は後方からの支援用火器なので二脚が標準装備されています。
又二脚は
4ポジションに変更可能です。
一番最初の画像の位置が低射撃位置、二番目が通常の射撃位置、三番目の足をたたんでいるのは移動時や二脚を使えない場所のとき使用します。四番目のポジションはスリングで銃を背負う時に二脚の足が背中に食い込まないようにするために使います。よく考えられていますね。
二脚を立てた状態で銃を構えるとかなり高い位置に銃が来るのですが、これは高所の敵を射撃するために高くなったとか。
次はトリガー周りにいきたいと思います。
引き金は細長く、引きやすいです。引き金の上に火と安という文字がありますがこれは現在でいうセレクターです。写真の状態が発射可能状態です。
こちらのレバーが安の方向にあるときにはセーフティがかかっていて引き金がロックされます。
又この銃はフルオートオンリーですので、セミオートのポジションはありません。
次にトリガー部から右上に行くと
このような尾筒底と呼ばれるパーツがあります。その脇のレバーを回すと外すことが出来ます。
外すと中にヒューズがはいっており切れた場合はこのように交換出来ます。
実銃ではリコイルスプリングと機関部周りをここから取り出す事が出来ます。
次に照準器周りに行きたいと思います。
照準器は尾筒底の左上についています。
射手側から視点で見た所です。上下に二つダイヤルが付いており上が左右の調整、下が上下の調整となっています。今は上下の調節ダイヤルが2をさしていますがこれが最低位置です(なんでだろ?)
ここから
ダイヤルの16位置までの間で調節できます。16より上に回そうとすると2の位置に戻ります(八九式小銃のダイヤルと同じ感じ)
また照星と照門には緑色のドットが打ってあります(蓄光などではないです)これはKTWオリジナルだと思います。
照準器の横には台座があり
専用のスコープを取り付ける事が出来ます。ただ専用スコープはレプリカが無く実物しかないので入手はなかなか難しいです(スコープだけでKTWの三八式が買えるくらいの値段です)
次今度は銃の右側部分の紹介をしたいと思います。
マガジンの下には排莢口とそれを塞いでいるカバーがあります。
このカバーをあけると
メカボックスとホップ調整ダイヤルが出てきますのでここでホップの強弱を調整出来ます。
排莢口の右側には刻印が打ってあり銃の名前と製造番号が打刻してあります。
写真ではかなり見づらいですが、製造工廠の刻印と九六式 138 とあります。
138はKTWでの製造番号となります。KTWの九六式は現在141番までしか製造されていないのでこの九六式は最後期型とでもいう位置付けになるんでしょうかね^^(本心を言えば最終製造の141番が欲しかったですがw)
最後に給弾周りの説明をさせていただきます。
マガジンはAKものよりも2周りほど大きいです。本体への装着方法はAK系列と同じで
前側を挿してから
後ろを挿します
外す場合はマガジンの横に付いている丸い穴のあいてるレバーを押してマガジンを(写真で)左側に倒すと抜けます。
また本体側の給弾口は
このようになっています。
ただしこの給弾口は上給弾ではなくここからスプリングガイドをとおして下側給弾するというとんでもないものになっています。ですのでマガジンをぬいても本体内に10発ほど弾が残ります。
トリガー前にある点検用の蓋が開くのでそこからみた写真をどうぞ
この写真はマガジンが刺さっている部分とちょうど反対側にある部分です。
こ↑こ↓
このような方式になっているので長い間連続射撃すると軽い給弾不良が起こるようです。
以上大まかではない説明になってしまいましたが(^_^;)
本体周りの説明でした。
次に問題点の説明をさせていただきます。
先ず、この軽機関銃重すぎぃ!!!
その重量なんと八キロほどあります(マガジン、バッテリー込)ほぼフルメタルなためフィールドに行くまでも大変ですし行った後も大変です!
次にみなさん気になっているであろう初速ですが0.25弾使用で約66m/sです。なんと家にあるガスハンドガンより遅いですw
ですがヒストリカルな自分としては連射出来るだけで満足なので特に問題ないです^^
ただし中身はマルイ製電動スコーピオンなので精度は良いです。飛距離も40mまでは行ったと思います。
そしてもっとも大きい欠点は値段が異常に高いことです。お値段なんと定価で34万円です!・・・・・
さすがに自分もこの価格では買えなかったのでネットで探しても26諭吉程でした。おかげさまで五カ月分の給料を持っていかれてガ島ばりの飢餓感を味わう事になりましたが・・
と以上が主な欠点になります。
興味が出てきた人は是非購入しましょう!・・・とは言えませんが、日本軍本気でやりたい人や昔からこの銃大好きで夜も眠れませんでした!興味なかったけど突然欲しくなってしまった!!というキチg ではなく猛者の方は現在新品在庫はあと三丁程なのでお早めにどうぞ(迫真)
以上で紹介その①を終わらせていただきたいと思います。その②は分解した内部構造の紹介をする予定ですのでお楽しみに~